ヘルパンギーナは、手足口病や咽頭結膜熱(プール熱)と同じく、毎年初夏から秋にかけて流行する「夏かぜ」と言われる代表的な病気のことです。感染してから3~6日で38℃を超える高熱が出ます。発熱に伴い、熱性痙攣が起こることもあります。のどに小さな水疱ができ、潰瘍へと発展し痛がりよだれが多く出ます。
のどの痛みのために、水分補給がしっかりと出来ず脱水症状になることがありますが、刺激の少ないものを摂取するように心掛けましょう。高熱が続いたり脱水が強い場合には、解熱剤を使用したり、点滴を行うこともあります。一般的には1週間ほどで症状が落ち着き、後遺症もほとんど残らないです。